ホットクックの弱点をカバーできる冷凍調理(鶏むね肉編)アレンジレシピ4選!

ホットクック研究室


鶏むね肉の冷凍調理のメリットは、①時短になる②ぱさつかずおいしい③アレンジがしやすいの3点。
値段も安く、低カロリー高タンパクの鶏むね肉をおいしく食べませんか?
今回は具体的に鶏むね肉の冷凍調理レシピと、アレンジレシピ4つを書いていきます。

冷凍調理のメリット

先日の記事で書いたように、肉の過加熱を防ぎ、水分をいかに出さないかがおいしく作るポイントです。
そこで考えたのが、冷凍した肉を使えば冷凍したことで肉に火が入りにくくなり、冷凍した肉を鍋に入れることで鍋内の温度が上がるのを防ぎ、野菜などの水分を出しにくくし食感も残せるのではないかと考えました。加えて冷凍した肉をあらかじめ用意することで、調理時間の時短ができその点でも冷凍した食材を使うメリットもあります。

そこで試作として、硬くなりパサつきやすい鶏むね肉を冷凍して調理してみました。
ただ冷凍するだけではなく下味をつけて冷凍しようと思います。
下味をつけて冷凍するメリットとしては、食材を冷凍する際、食材の水分が細胞を突き破って結晶として凍ります。イメージでいうと顕微鏡で見るような雪の結晶のような尖ったひし形のものです。
冷凍した食材を解凍すると細胞を突き破った部分から水分が出ます。
これが俗にいうドリップです。
しかし下味をつけて冷凍すると、細胞を突き破ってできた隙間に調味料が染み込むため、味が入りやすくなります。
なので下材をつけて冷凍していきます。
今回はシンプルに塩味の味付けで行きたいと思います。
下味のバリエーションも増やしていく予定なのでこうご期待。

冷凍鶏むね肉(うま塩味)のレシピ

材料


鶏むね肉     2枚(600g位)
塩        小さじ1
ブラックペッパー 小さじ1/3

作り方


皮をはぎキッチンバサミなどで余分な脂を取り除き、キッチンペーパーで水気をしっかりとります。
ポイントとして表面に筋のようについている脂はキッチンペーパーで脂に沿って強めにこすると綺麗に取り除けます。

1切れ30gくらいの大きさに切ります。

塩小さじ1、ブラックペッパー小さじ1/3をかけ、しっかり揉みこみます。
ジップロックに入れ浸水法などで真空にして、なるべく平らになるように四等分に分けます。
バットなどに乗せ、冷凍庫で冷凍します。
ホーローバットなどを使うと熱伝導率が高いため、早く冷凍できておすすめです。

今回塩味の下味をつけた鶏むね肉の料理を4レシピ作ってみたので動画を載せます。

冷凍鶏むね肉を使ったレシピ4つ

鶏むね肉(冷凍)ときのこのうま塩炒め

鶏むね肉(冷凍)ときのこのうま塩炒め

キノコから出る水分を冷凍した肉を使うときより抑えられ、肉、キノコの食感も感じられおいしくできました。

鶏むね肉(冷凍)の塩野菜炒め

鶏むね肉(冷凍)の塩野菜炒め

野菜の食感、シャキシャキ感が残っており、とてもうまく作れました。
ホットっクックで作る炒め物は水分が出てべたつくという今までのイメージを変えてくれる1品。
冷凍調理のメリットを最大限生かせたレシピ。

鶏むね肉(冷凍)とじゃがいものピリ辛炒め

鶏むね肉(冷凍)とじゃがいものピリ辛炒め

じゃがいもに火が通らないと思い、冷凍鶏むね肉を下にひかず作りました。
結果じゃがいもが柔らかくなりすぎたので、少し失敗してしまいました。
やはり基本として冷凍鶏むね肉を一番下に敷いて、調理するのが今のところベストだと思いました。

鶏むね肉(冷凍)のネギごま炒め

鶏むね肉(冷凍)のネギごま炒め

冷凍した鶏むね肉を下に敷き、白ネギ・わかめを上に入れて作りました。
ネギから出る水分は冷凍調理をするよりは抑えれましたが、ネギ自体が水分量も多く水分が出やすい野菜とあって、食感はあまり残りませんでした。
白ネギは後入れした方がよかった気はします。

総括

予想通り冷凍したものを一番下に敷くことで、鍋内の温度を下げることができ、肉の過加熱、具材の水分の出を抑えられる。
具材の組み合わせにより、水分が出やすいものもあるが試作しているうちにコツはつかめそう。
違う肉の部位、味付けも考えていく予定なので、興味があればまたお願いします。

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