ホットクック苦手な料理も工夫して作りたい。
ホットクックの苦手料理も工夫しておいしく作る方法考えてみました。
ホットクックには得意料理、苦手料理があります。
苦手料理もできるだけおいしく作るには何が必要か書いています。
苦手料理に関しては他の調理器具を使えばホットクックよりもおいしくできることはわかっています。
そこをあえて、全ての料理をホットクックで作ることをコンセプトをもとに書いていきます。
ホットクックの得意料理、苦手料理
ホットクックの特徴をおさらいします。
ホットクックの正式な商品名は、水なし自動調理鍋です。
公式サイトより、蒸気を逃しにくい構造、ドリップ加工の内鍋、食材の水分を鍋に戻す、美味しさや旨味が凝縮すると説明されています。
ホットクックの得意料理は、煮込み料理、無水料理、低温調理です。
苦手な料理は水分を飛ばす料理、炒め物、焼く料理です。
なのでホットクックで苦手な料理を作る際、失敗する点は水分が出て、味がぼやけること
そこでホットクックで苦手料理をおいしく作るには、水分を出さないこと、出た水分をうまく活用することが重要です。
水分を出さないようにする方法
具材の選択
水分量の少ないものを選ぶ
野菜であれば、玉ねぎ、トマトなどは水分量が多いため加熱すると水分が出やすいです。
ごぼう、れんこん、芋類は水分が出にくいです。
具材の大きさ
大きく切った方が火の入りが遅くなり水分が出にくい。
当然の話ですが、玉ねぎ丸ごと加熱するのと、玉ねぎのみじん切りを加熱するのを比べたら、具材が大きい玉ねぎ丸ごとの方が火が入るのが遅く水分も出にくい。
具材の量
具材の量を多くする。
具材の量が多いほど火が入りにくく水分が出にくい。
鍋に入れる具材が多いほど、鍋の温度が上がりづらいため水分が出にくい。
かき混ぜ
かき混ぜユニットを使用しない。
かき混ぜなければ具材が潰れにくく水分が出にくい。
かき混ぜてしまうと、かき混ぜられた食材が潰れやすく潰れた細胞から水分が出ます。
具材を鍋に入れる順番
鍋底に近いほど火が入るため、水分が出にくい具材から順番に入れていく。
水分が出にくい具材を下に敷き、水分が出やすい具材を上に重ねていく。
水分が出やすい具材を後に入れるほど火が入りにくい水分が出にくい。
もしくは、ネギ、葉物野菜など加熱しすぎると色味や食感が損なわれるものは調理終了後加えて調理延長をする。
火が入る時間を抑えれるのと、一番上に入れることで水分も出にくく食感も残る。
水分が出てもおいしくする方法
味がぼやける原因
本来固体であったものが液体になり、味付けしたものが水分に流れ出ます。
そして液体は具材から零れ落ちるため味が薄くなる。
なので、出た水分を具材に絡ませることができれば味がぼやけるのは改善できます。
具体的には片栗粉を使います。
使い方は水溶き片栗粉を使具する方法と、具材に片栗粉をまぶす方法の2種類あります。
水溶き片栗粉を使う
調理終了後に水溶き片栗粉を入れ、出た水分をとろみに変え食材に纏わせることで味が薄くなりぼやけるのを防ぎます。
具材に片栗粉をまぶす
肉類に片栗粉をまぶすことで、肉自体の過加熱によるパサツキを防ぎ、加えてでた水分をとろみに変え味が薄くなるのも防ぎます。
使い分けとしては、混ぜると具材が潰れてしまうような料理や、脂身が少なくパサツキやすい肉類には先に片栗粉をまぶします。
鶏むね肉、ささみなど。
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