今回ご紹介するのは「ささみアボカドキャベツの刻み昆布煮」です。
ひと口食べれば、「あ、これは間違いないやつ」と、思わず声が漏れる——そんな家庭のあたたかさと、ちょっとした工夫が詰まった一品。

それでは、レシピ解説始めていきます!
•レシピ概要
〈材料〉


(3〜4人前)
⚫︎鶏ささみ肉・・・・・・・・・3本
⚫︎塩・・・・・・・・・・・・・・1g
⚫︎片栗粉・・・・・・・・・大さじ1/2
⚫︎キャベツ・・・・・・・・・200g
⚫︎アボカド・・・・・・・・・・1個
⚫︎刻み昆布・・・・・・・・・・10g
⚫︎ごま油・・・・・・・・・・15cc
⚫︎新玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個
⚫︎醤油・・・・・・・・・・・30ml
⚫︎白いりごま・・・・・・・・大さじ1
所要時間
全体の調理時間は25分ほどかかります。材料の下ごしらえに10分、ホットクックの加熱が15分ほどです。
動画で見たい方はこちら!
•ささみアボカドキャベツの刻み昆布煮の調理手順
1.材料を切ります

ささみは筋を取り、そぎ切りにして、塩、片栗粉をまぶす

キャベツはざく切りにする

アボカドは種を抜いて皮を剥き、2cm角に切る

新玉ねぎはすりおろす

刻み昆布は水に2.3分浸して、水気を切る
2.材料、調味料を鍋に入れる

鍋にキャベツ、ささみの順に入れる

アボカド、刻み昆布の順に入れる

ごま油、新玉ねぎ、醤油を入れ、軽くかき混ぜる
3.自動メニュー【ブロッコリー(ゆで)】で調理スタート


メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→ゆで物→【ブロッコリー(ゆで)】で調理スタート
4.調理完了


白いりごまを入れ、全体を軽くかき混ぜる
5.盛りつければ完成

器に盛りつければ完成
•おすすめポイント
とろける食感がクセになる!
加熱されたアボカドがクリーム状になって具材にとろりと絡むのが最大の魅力。
これが刻み昆布やキャベツと一体化して、まさに“和風シチュー”のような贅沢な口当たりに。
•レシピ解説
味・食感
ベースは昆布の自然な旨みと、すりおろした新玉ねぎのほのかな甘さ。
ここに醤油のコクが重なり、塩気が控えめながらもしっかりと味の輪郭が感じられる、まさに“出汁煮”ならではのやさしい味わいです。
そして、アボカドの濃厚さがこれに加わることで、煮物にはめずらしい「コクの余韻」が残ります。
白いりごまの香ばしさも加わり、ふわっと広がる和の深みが後を引きます。
ささみは下処理に片栗粉をまぶすことでふっくらとジューシーに。
箸でほぐせるやわらかさなのに、しっかりと存在感を残しています。
アボカドは加熱されることで、とろとろに溶け出す一歩手前の絶妙な柔らかさ。これがキャベツや昆布に絡んで、まるでクリーム煮のような優しさを演出。
そしてキャベツは蒸し煮のように火が入って芯にわずかに残る歯ざわりが心地よく、刻み昆布のシャキシャキ感とともに、食感にリズムを与えてくれます。
香り
鍋の蓋を開けた瞬間、まず鼻をくすぐるのはごま油の芳醇な香り。
続いて広がるのは、刻み昆布から引き出された海の香りとだしの温もり。
さらにすりおろした新玉ねぎが、ほんのりと甘く、やわらかな香気を添えています。
一口食べるごとに、ごまの香ばしさがふわっと鼻に抜け、どこか懐かしく、ほっとする気持ちにさせてくれます。
見た目
白っぽいささみ、黄緑のキャベツ、淡いグリーンのアボカドに、ところどころから覗く刻み昆布の黒と、白いりごまのアクセント。
全体がふんわりと混ざり合っていて、優しさとナチュラル感が前面に出た盛り付け。
器には和風の浅鉢を選ぶと、より家庭的で温かみのある雰囲気に仕上がります。
春の食卓をふわっと彩る一皿として、主菜にも副菜にもおすすめです。
まとめ
「和風クリーミー煮」とでも呼びたくなるような、優しい煮物。
アボカドと刻み昆布の組み合わせの妙、ぜひ一度体験してみてください。
きっとあなたの定番になるはずです。
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